【北海道一人旅】⑪ 7日目 ~ 幾寅を出発し、富良野経由で小樽へ。そして帰路へ...。
どうもです。
悲しみにくれた最終日は幾寅を出発し、トマム経由で南千歳まで特急に乗ろうと思っていたのですが、
積雪がすごく、スーパーとかちをはじめほとんどの特急が運休となってしまったため、
仕方なく代行バスで富良野まで行きそこから滝川、岩見沢、札幌を経由し、小樽へ帰ってきました。
そして夜中に船に乗って舞鶴へ帰ってきました。
朝5時半に起きて駅へ。フィルムで本格的に撮影します。
駅のすぐ横にある、映画で実際に使用された車両。
木製の案内版。お洒落でかわいい。
ほんとに、雪でどこが線路か分かりません。笑
幌舞駅での撮影を終えて、宿でカップラーメンを食べ、幾寅に別れを告げて根室本線代行バスに乗ります。
前日の雪が美しい銀世界を作り出してくれていました。
本来なら落合-東鹿越間の不通区間の代行バスなのですが、富良野-東鹿越間も降雪の影響で運休していたため、
富良野駅まで連れて行ってくれました。ここから滝川行きの普通に乗ります。
そして滝川駅に到着。ここからの岩見沢行きがまだ除雪作業が終わっておらず運休していたので、
復旧までお昼ご飯食べたり、駅の待合室でぼーっとしてました。笑
その後、岩見沢へ到着。したのはいいものの、今度は岩見沢-札幌間のいしかりライナーが運休。
その為、特急券なしで特急に乗れるようになっていました。18切符でもOKでした。
冷凍状態のスーパーカムイで札幌へ到着(笑)
約一週間ぶりの札幌です。っていうか街がクリスマスムード!!!(怒
ミュンヘンクリスマス市へ行くつもりだったのですが、なんか虚しくなってきたため、
迷ったあげく、札幌といえばビールなのでサッポロビール園へ行くことに。
バスターミナルの2番乗り場からしゅっぱーつ。
到着。いくつか建物があり、博物館やお土産店、レストランあります。
来たからにはすごーく呑んで帰りたかったのですが、
聖なる夜に一人で飲むのは悲しすぎるので、っていうかまだ未成年なので、お土産だけ買って帰りました。
帰りのバス。ほんとに、よくこんな雪道運転しますわ。あっぱれ。
そしてクリスマス仕様の札幌駅へ帰ってきました。ここから小樽へ帰るのですが、人が多すぎて写真なんか撮ってられませんでした。笑
なんかよくわからない快速なのにに指定席が存在する電車で帰ってきました。
長万部行きの電車が来ていました。未開の地、函館。今度北海道来たときは行きます。
小樽駅で今回の鉄道旅は終了です。そう考えると急に悲しくなってきました。
フェリーターミナル行きのバスまでまだ時間があるので歩いて小樽運河へ。
着いたころにうっすらと雪が降ってきました。反対側でも何枚か撮影したのですが、降雪が微妙だったのでこっちの写真を。
そして小樽駅へ戻ってき、フェリーターミナル行きのバスに乗ります。
船が2時間ほど遅れた後、乗船します。さようなら...北海道!!泣
半べそ掻きながらオープンデッキで夜景を眺めていると、別れを悲しむかのようにまた、しんしんと雪が降ってきたのでした。。
船中泊の日を除くと七日間の旅、本当に感動の連続でした。 真冬の寒い中の旅だったけれども、現地の方々はとっても暖かかったです。 物も美味しいし、人は優しいし。そして何よりの冬の情景が本当に美しかった。ますます冬が好きになりました。
また来ます、必ず。ありがとう、北海道。
【北海道一人旅】 ⑩ 6日目 ~ 大雪の中、帯広からトマム経由で幾寅へ
こんばんは。
泣きそうです、明日でこの北海道ともお別れです。
帰りたくないよー......。
今日は札幌では50年振りの積雪となるくらいの大雪となり、
各線の特急が次々と運休していく中、帯広を出発しトマムで下車。
新得-東鹿越間が今はまだ台風の影響で運休しているので、トマムから占冠村営バスというのを使用して幾寅(幌舞駅)へやってきました。
どどーんといきなりお昼ご飯。今日は帯広出発は昼からなので、帯広の豚丼(二回目)とラーメンをいただきました。相変わらずうまかった...。
13:30発の札幌行きスーパーとかち8号に乗車。
指定席は満席だったようです。自由席は自分一人なので座れました。笑そしてトマムで下車。山の中の無人駅にもかかわらず、近くに星野リゾートトマムがあるおかげか、観光客がたくさん乗ってきました。
もちろん降りたのは自分一人だけ(笑)トマム駅はこんな感じ。このころカメラはもうびちゃびちゃに。笑
レンズが防塵防滴じゃないからビビりながら撮影してました。トマムで下車したあとは、占冠村営バスに乗ります。
本当にこの豪雪の中、バスは来るのかともう冷や冷や。お、あのヘッドライトは!
来たー!!!良かった.....。こんな中お疲れ様です。
運転手さん曰く、このくらいの雪はよくあるらしい。なんせ北海道の冬ですからーと。
さすがです。笑この雪道を慣れた手つきでどんどん進んで行きました。外はもうホワイトアウト寸前。地吹雪もすごかったです。
そして遂に!!今回の旅の一番の目的である幾寅駅へ到着しました。
知らない人のために↓
この駅は高倉健主演の映画「鉄道員」のロケ地となった駅。
映画の中では幌舞駅という名前で使用されており、ここで数々のドラマが描かれました。あぁ。今にでも健さんの声が聞こえてきそうです。映画の中の世界に入り込んだような気分。
ただ、不通区間で今は電車が通らないので除雪の必要ないのか、全く除雪されてませんでした。これじゃ駅がどこまでかわからない笑駅舎内にはメモリアルコーナーのようなものがありました。
健さんのサインもありました。真ん中にドンっと名前。健さんらしくてかっこいいです。
雪が本当にすごいので、本格的な駅の撮影は明日にして本日の宿へ。
夜ごはんは宿が経営するレストランでいただきました。エゾシカカツカレー。
最高過ぎました。幸せな夜になりました。笑
明日は朝早く起きて降雪がマシになっていれば明け方に撮影に行こうかと思っています。
その後は、行きと同じ様にトマムまでバスで帰り、そこからスーパーとかちで札幌方面向かうか、東鹿越まで歩くか代行バスに乗るかして富良野経由で帰るか迷っています。
まぁいづれせよ明日で終わり。
今夜は北海道をかみしめながら過ごします。
では。
【北海道一人旅】 ⑨ 5日目 ~ 釧路を出発、根室へ行きその後帯広へ
こんばんは。
後2日だけになっちゃった....って悲しみながら
5日目が終了しました。
冬の朝は5時半だとまだまだ真っ暗。
昨日の夜釧路到着したのでなんだか寝てない気分でした。笑途中茶内駅でながーいこと停車していた。
進行方向の線路に異常があったらしい。
予定通りでも根室到着から納沙布岬行きのバス出発までの時間が17分しかなかったのでもうこの時点でオワタ...となっていた。笑
ぎりぎりセーフでバスへ駆け込んだ。というのも、出発まで残り1分しかない!!!!ってときに、5千円札と1万円札しかなかったので券売機で買えない上に、窓口に人が何人かいたのでもう無理だ...となっていると、バスの運転手さんが声をかけてくださり待ってるから並んでおいでと言ってくれた。都会じゃあこんなこと絶対にない。笑
ありがとうございました。ほんとに。
そういうこともあって無事納沙布峠到着。これで最北端と最東端を制覇。
近くのお土産で到達証明書を買うと、名物の花咲カニで出汁を採ったお味噌汁をサービスで出してくれた。またこれがほんとにおいしいかったのです...。笑
お金に余裕があればカニ買って家に送りたかったけどなぁ...。
帰りのバスも無事乗れて根室駅へ帰ってこれました。
訪れて知ったことなのだけれど、日本最東端の駅は根室駅ではない。
その一つ手前の東根室駅が駅としえは最東端。
いや、確かにそうだ、名前に東がついているのだもの。笑
根室駅は有人駅としては最東端。
根室11:08発の快速で釧路へ戻ってくると、釧路ではもうかなりの雪が降ってました。
雪がすごい。(二回目
美味しかった。
途中上厚内や十弗で降りようと思ったけれども、雪が相変わらずすごかったので、断念。仕方なく帯広でゆっくりしようと思ってたのですが、池田駅で25分ほど停車することを忘れていた。ここで何枚か写真を撮って満足。
帯広へ到着。思っていたよりも都会。旭川とあんまり変わらないかな?
夜ごはんは帯広名物の豚丼。ジューシーでタレが濃くて本当においしかった。
もう三杯ぐらいは食べれるかな。
街にこんなに雪が降っている光景を見たことがなかったのでなんだか外国に来た気分。笑
今夜は帯広のドーミーインでゆっくりします。
明日は遂に今回の一人旅の一番の目的、幾寅駅へ行きます。
無事行けることを願っておきます。
では。
【北海道一人旅】⑧ 4日目 ~ 遠軽を出発し、網走を経由し釧路へ
こんばんは
早四日目になった今日は遠軽を出発し、網走で下車し網走監獄博物館へ行き、
その後、釧網本線に乗り、藻琴で途中下車し釧路へ到着しました
朝6時半前の遠軽駅。雪がふわーっと降っていて幻想的。
6:36発の網走駅行き普通列車に乗車。石北本線の旅を再開します。
9:12網走駅に到着。網走といえば流氷と監獄。
駅名看板は縦書き。刑務所から服役を終え、この駅から帰っていく人々に「この縦書き看板のように、横道にそれる ことなく、まっすぐに歩んで行ってほしい。」との思いが込められているらしい。
ということで、網走バスで網走監獄博物館へやってきた。
入るといきなり右手に悲しそうに話するお二人。何があったんだ....。
お風呂。入れ墨がすごいぞ.....
看守さんお疲れ様です。なにもそんな顔しなくても...。
ここは移動式の寝床。網走刑務所の囚人たちは網走から上川までの中央道建設に大きく貢献しており、 その時にこのような移動式の寝床が使用されたという。
おいしそうにお弁当を食べる囚人たち。
昭和の脱獄王と言われた白鳥由栄という人物はこのやばそうなドアを和紙とご飯粒で鍵を作り脱獄したらしい。 ほんとかよ、おい。笑
その由栄さんがこちら。お味噌汁の汁でネジを錆びつかせて破壊し、全身を脱臼させて隙間を抜け出し、 難攻不落と言われたここ網走刑務所を脱獄したらしい。
廊下はこんな感じ。
当時の事務室。木造なのもあってか、窓から零れ入る光が美しい。
こちらは明治の脱獄王と呼ばれた五寸釘の寅吉さん。 ある刑務所を脱獄して看守に追いかけられた際、 五寸釘を足に突き刺してしまい、それでも十数キロ走って逃げたらしい。
五寸釘寅吉さんに別れを告げ、バスで網走駅へ戻ります。
そして15:10発の釧路行きの釧網本線に乗ります。
藻琴駅に到着。ここも木造の雰囲気ある駅です。
駅舎内にあるトロッコというこれまた雰囲気にあふれるお店に入りました。
シーフードカレーをいただく。美味しすぎて頬が緩んだ。
夕暮れの藻琴駅。あぁ、切ない。
そして今日の終着点、釧路駅へ到着しました。
明日は天気が荒れそうですね...。
しんしんと降ってくれる雪ならむしろ大歓迎なのですが、
吹雪はやめてほしいです。笑
無事帯広に行けることを願っています。
では。
【北海道一人旅】 ⑦ 3日目 ~ 稚内から旭川へ戻り遠軽へ
どうもです。
今日は宗谷岬を早朝に訪れた後、宗谷本線で旭川へまたまた戻り、
そこから上川、白滝を経て遠軽へ到着しました。
今日お世話になった民宿中山。
女将さんが出発の時にみかんをくれた。久々のビタミン摂取ができました。
第一便の天北宗谷バスで宗谷岬へ到着。見ての通りまだ暗い。
残念ながら朝日を見ることはできませんでしたが、それでも空は美しく焼けていました。
林蔵さんが見つめる先には樺太がうっすらと見えてた。
帰りのバスの待合室にて。旅ノートがたくさんありました。
稚内へ戻ってきて、駅横のそば(利尻昆布そば)をいただきました。
そして10:52発の名寄行きの普通に乗ります。
抜海駅までの車窓風景。美しい冬の日本海が。
抜海駅。もうほんとに降りて散策したかったです。笑
長い時間をかけてやっとの思いで名寄駅へ到着しました。
ここからまた旭川へ1時間半弱かけて向かいます。笑
旭川到着。乗り換え時間が15分くらいしかないハードなスケジュール。
ここからいよいよ石北本線へ入ります。
特急オホーツクで遠軽へ向かうため、一度上川で下車します。
ここで時間があったので夕食を食べました。
居酒屋のようなラーメン屋で鍋焼きうどん大盛りをいただきました。
上川へ来て初めて知ったのですが、スキージャンプ選手の高梨沙羅さんの地元だったのですね。町を挙げて祝福しているところが素敵。
特急オホーツクがやってきました。フロントライトがまぶしい!!
交通費を安くするためにオホーツク号は白滝駅で下車します。
そこからこの駅発の普通で遠軽へ。
白滝駅の一つ手前が、女子高生のためにJR北海道が駅を存続させていたと話題の上白滝駅だったのですが、真っ暗だったのと、北側の席に座っていたため確認できませんでした...。残念。そしてついに、ほんとにやっと、遠軽へ到着しました。笑
今日はずっと電車に乗ってた。それでも車窓に広がる雪景色に全く飽きることもなく、充実した一日になりました。
明日は朝一の電車で網走へ行きます。
では。
【北海道一人旅】⑥ 2日目 ~ 十勝岳温泉から稚内へ
どうもです。
そこから特急サロベツに乗り、音威子府で下車、そこから普通列車で稚内へ到達しました。
見てください、この絶景露天風呂。
こんな露天風呂入ったことないです。笑
極寒の中の天国でした。
お世話になりました。また機会があれば来ます。
そして上富良野へ戻ってきました。
12:00発の旭川行きに乗り旭川へ。
そして14:11発の特急サロベツへ乗車します。
旭川のイオンのフードコートでお昼をいただき、その後サロベツ乗車!
最後列の席を確保できました。(あんまり意味なかったかも
音威子府に16:08に到着。ここでサロベツとはお別れです。
車窓風景には雄大に天塩川が流れていました。駅前がノスタルジックすぎるよ音威子府駅よ.....
そして17:07発の普通に乗って日本最北端、稚内を目指します。
上りのスーパー宗谷が鹿と接触のため少し遅れていて、
雄信内で少し時間があったのに降りて散策した。そしてついに稚内へ到着。このころは酔いと頭痛がひどくて少しダウンしてました笑
日本最北端到達しました。やったー(白目
今日はサッポロドラッグストアーで買ったバファリン飲んでもう寝ます。
おやすみなさい。笑
【北海道一人旅】 ⑤ 1日目 ~ 小樽から美瑛を経て十勝岳温泉へ
どうもです。
今日は小樽を朝出発し、銭函・札幌・旭川・美瑛を経て上富良野で下車し、
そこから十勝岳バスを利用し十勝岳温泉「凌雲閣」へ来ました。
宿から15分ほど歩いて小樽駅へ。思っていたよりもこじんまりしてた。
ここまでくる間に、アイゼンを装着していたのに2回ほどこけそうになった。笑
横を悠々と走っていったあの高校性は一体何者なんだ...。
ぽっぽやがいた。まさしく冬の鉄道を守るぽっぽや。かっこよいなぁ。
るたお。
自分は画面左側の小樽7:33発苫小牧行きへ乗り銭函駅へ向かった。
銭函駅には7:51に到着。
駅前にて。自分からしたら極北の見知らぬ夢とロマンにあふれる土地(笑)でも
そこが地元の人々がいて、毎日当たり前のように通勤通学などに駅を利用するんですよね。
うらやましい限り...。泣
銭函。
銭函はアイヌが住む時代から鮭漁の場所として栄え、その後ニシン漁で栄えた時代には各家庭に銭箱があったという伝説が残り、それが今の銭函の地名に由来しているといわれている。
- wikipediaより
お金持ちになれるご利益があるらしい。これで明日から大金持ちだな。
この入口が、健さんが立っていたところ。
今は駅舎が建て替えられていて扉も全く別物になってしまっていました。
それでもこのホームで息子と直子と別れたかと思うと、来るものがあるなぁ(笑
そして9:06着の電車で札幌へ。さすが都会。ヨドバシカメラがあった。
すかさず持ってくるの忘れたレリーズを購入。笑
11:08発旭川行きへ乗り換える。
旭川とうちゃーく!
雨というかみぞれというかなんとも言えないのが降っていた。泣
お昼ご飯は旭川ラーメンで有名な青葉というお店に入った。
正油ラーメン大盛り900円。まさしく醤油ラーメン!って感じのスープにコシのある麺。とっても美味しかった。
ここから乗るのは13:46発富良野行き普通列車。ここからは「電車」とは言えない。笑
美馬牛駅からクリスマスツリーの木まで歩いて行く予定だったのだけれども、天気が悪くて美瑛で降りて時間つぶそうかと思った。
死ぬほど迷った結果、まぁせっかく来たんだし最悪引き返せば良いやと、
吹雪の中歩くことに。
駅からすぐの場所ではまだ空から降る雪だけなので何とかカメラを構えられる。
しばらく進み雪原に出たところで横から猛烈な地吹雪にさらされて、とてもじゃないけど写真なんて撮れなかった(笑
それでもクリスマスツリーの木に到達したころには晴れて部分的にだけれども晴れ間も現れた。
現地で出会った韓国人のキムさん(仮名)が撮ってくれた。笑
美馬牛駅へ戻って来ました。こじんまりとしていてかわいい駅舎。
そして今日の旅の終着駅、上富良野。
16時半ごろにはもう真っ暗。冬だなぁ。
ここから十勝岳バスに乗ります。
時間を勘違いしており、危うく乗り遅れるところでした。笑
駅の中では、ストーブが焚かれていてなんとも言えない素敵な空気に満ちていた。
そしてえげつないほどの山道を上り、到着したのが本日の宿、「凌雲閣」。
明日の朝、人がいなくて写真撮れそうだったら撮ってきます。
今日はたくさん歩いてとても疲れました。
早めにお休みします。
では。